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医療機関名
糖尿病と肥満症のクリニック五反田院
診療科目
内科・糖尿病内科・内分泌内科
オンライン診療時間
9:00〜22:00(年中無休)
所在地
〒1410031 東京都 品川区西五反田7-13-2 金剛マンション201号

メディカルダイエットについて効果・薬・メリットを徹底解説!

師のサポートのもとで科学的根拠に基づいて行う「メディカルダイエット」。無理なく、効率的に、そして安全に理想の体型を目指す新しいアプローチです。

メディカルダイエットの治療法の種類から効果、費用、そして気になる副作用やクリニックの選び方まで、あなたの疑問や不安を解消します。

メディカルダイエットとは

メディカルダイエットとは、その名の通り、医師の診断・指導のもとで行う医療痩身治療のことです。一般的なダイエットが食事制限や運動といった自己管理を中心とするのに対し、メディカルダイエットは医学的・科学的根拠に基づいたアプローチで減量をサポートします。

メディカルダイエットがおすすめな人の特徴

  • これまで何度もダイエットに失敗してきた方
  • 厳しい食事制限や運動が苦手、または続けられない方
  • 食欲のコントロールが難しいと感じている方
  • 自己流のダイエットで体調を崩した経験がある方
  • 特定の部位(お腹、二の腕など)の脂肪が気になる方
  • 仕事や家事で忙しく、ダイエットに時間をかけられない方
  • 健康診断で肥満や生活習慣病を指摘された方

一つでも当てはまるなら、メディカルダイエットはあなたの強力な味方になる可能性があります。根性論ではなく、医学の力でダイエットのハードルを下げ、成功へと導きます。

通常のダイエットとの根本的な違い

メディカルダイエットと通常のダイエットの最も大きな違いは、アプローチの科学的根拠と専門家の介在にあります。

比較項目 メディカルダイエット 通常のダイエット
主導者 医師・医療従事者 自分自身
アプローチ 医学的根拠に基づく治療
(薬、注射、医療機器など)
自己管理
(食事制限、運動など)
効果 高い効果が期待でき、
比較的短期間で結果が出やすい
個人差が大きく、
効果が出るまでに時間がかかる
安全性 医師の管理下で安全に行われる 誤った方法による
健康リスクの可能性
継続性 無理な我慢が少なく続けやすい 意志の力が必要で
挫折しやすい
費用 自由診療のため費用がかかる 比較的安価に始められる

通常のダイエットが「消費カロリー > 摂取カロリー」という原則を自力で達成しようとするのに対し、メディカルダイエットは薬や医療機器の力で「摂取カロリーの抑制」や「脂肪の減少」をサポートし、この原則を無理なく達成できるようにします。

メディカルダイエットの治療法一覧

メディカルダイエットには様々な治療法があり、大きく「内服薬」「注射」「医療機器」の3つに分類されます。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を見つけることが重要です。

内服薬(飲み薬)による治療法

毎日飲むだけで手軽に始められるのが内服薬治療の魅力です。主に食欲抑制や糖・脂肪の吸収を抑える効果が期待できます。

GLP-1受容体作動薬(リベルサス・オゼンピック)

GLP-1は元々体内にあるホルモンで、「痩せホルモン」とも呼ばれます。脳に働きかけて食欲を自然に抑制し、少量の食事で満腹感を得られるようにします。また、胃の内容物の排出を遅らせることで空腹を感じにくくする効果もあります。リベルサスは世界初の経口GLP-1受容体作動薬として人気があります。

  • 費用の目安: 月額10,000円~30,000円

SGLT2阻害薬(フォシーガ・カナグル)

本来は2型糖尿病の治療薬ですが、ダイエット目的でも処方されます。腎臓で糖が再吸収されるのを防ぎ、余分な糖を尿と一緒に体外へ排出することで、1日あたり約200~400kcalのカロリーカット効果が期待できます。自然にカロリー制限ができるのが特徴です。

  • 費用の目安: 月額10,000円~20,000円

食欲抑制剤(サノレックス)

脳の食欲中枢に直接作用し、空腹感を抑え、満腹感を高める強力な食欲抑制効果があります。食欲がコントロールできずに食べ過ぎてしまう方に有効ですが、依存性のリスクから処方は慎重に行われ、通常は3ヶ月までの短期的な使用に限られます。

  • 費用の目安: 1錠あたり500円~800円

脂肪吸収抑制剤(ゼニカル)

食事に含まれる脂肪分の吸収を約30%カットし、便と一緒に体外へ排出する薬です。脂っこい食事が好きな方や、会食が多い方に特に効果的です。カロリーの高い脂肪の吸収を抑えることで、摂取カロリーを大幅に減らすことができます。

  • 費用の目安: 1錠あたり200円~500円

注射による治療法

内服薬よりも高い効果が期待できるのが注射治療です。自己注射が必要なものが多いですが、その分、確実な効果を求める方に選ばれています。

GLP-1受容体作動薬(サクセンダ・ビクトーザ)

リベルサスと同じGLP-1受容体作動薬ですが、注射薬であるため吸収が安定しており、より高い効果が期待できるとされています。毎日または週に1回、自分で皮下注射を行います。医師による指導があるので、初めての方でも安全に使用できます。

  • 費用の目安: 月額30,000円~60,000円

GIP/GLP-1受容体作動薬(マンジャロ)

GLP-1に加えて「GIP」というもう一つのホルモンにも作用する、最新の注射薬です。これら2つのホルモンに同時に働きかけることで、GLP-1単剤よりも強力な食欲抑制効果と血糖改善効果を発揮します。週1回の注射で済むのもメリットです。

  • 費用の目安: 月額40,000円~80,000円

脂肪溶解注射(BNLS)

痩せたい部分の皮下脂肪に直接薬剤を注入し、脂肪細胞を溶解・破壊する施術です。溶解された脂肪は老廃物として体外へ排出されます。顔の輪郭、二の腕、お腹周りなど、特定の部位をターゲットにした「部分痩せ」に非常に効果的です。

  • 費用の目安: 1ccあたり3,000円~10,000円

医療機器(マシン)による痩身施術

メスを使わずに、気になる部分の脂肪を減らすことができるのが医療機器による施術です。ダウンタイムがほとんどないため、気軽に受けられるのが魅力です。

脂肪冷却(クールスカルプティング)

脂肪細胞が水よりも高い温度で凍る性質を利用し、皮膚や他の組織にダメージを与えずに脂肪細胞だけを冷却して破壊します。破壊された脂肪細胞は再生しないため、リバウンドしにくいのが大きな特徴です。

  • 費用の目安: 1部位あたり50,000円~

医療EMS(エムスカルプト)

高密度の電磁場エネルギーを用いて、30分で約2万回の腹筋やスクワットに相当する強力な筋肉収縮を誘発します。これにより筋肉を増強しながら脂肪を燃焼させるという、一石二鳥の効果が期待できます。引き締まった体を目指す方に最適です。

  • 費用の目安: 1回あたり80,000円~

医療ハイフ(HIFU)

高密度の超音波エネルギーを皮下脂肪層に集中的に照射し、熱エネルギーで脂肪細胞を破壊します。また、皮膚の真皮層にも作用してコラーゲンの生成を促すため、たるみの引き締め効果も同時に得られます。

  • 費用の目安: 1部位あたり30,000円~

メディカルダイエットで何キロ痩せる?期間と効果の目安

メディカルダイエットの効果は、選択する治療法や個人の体質、生活習慣によって異なりますが、一般的な目標設定の目安は存在します。

3ヶ月で体重の5〜10%減が平均的な目標

多くのクリニックでは、3ヶ月間で現在の体重の5%~10%の減量を一つの目標として設定します。これは、体に大きな負担をかけずに健康的に痩せるための現実的なペースです。

例えば、体重70kgの方であれば、3ヶ月で3.5kg〜7kgの減量が目標となります。月換算で約1.2kg〜2.3kgのペースであり、無理なく続けられる範囲です。もちろん、これはあくまで目安であり、薬の効果や食事・運動習慣の改善度合いによっては、これ以上の減量も十分に可能です。大切なのは、急激な減量を目指すのではなく、医師と相談しながら安全かつ着実に体重を落としていくことです。

リベルサスは1ヶ月で何キロ痩せる?具体的な減量シミュレーション

人気の内服薬「リベルサス」を例に、具体的な減量シミュレーションを見てみましょう。

【モデルケース】

  • 対象: 35歳女性、体重65kg、基礎代謝1,300kcal
  • 普段の摂取カロリー: 2,000kcal/日
  • リベルサス服用による効果: 食欲が抑制され、摂取カロリーが1,500kcal/日に減少

この場合、1日のカロリー収支は「1,500kcal – 1,300kcal = +200kcal」となりますが、日常生活での活動(通勤、家事など)による消費カロリー(仮に400kcal)を考慮すると、
1,500kcal(摂取) – 1,700kcal(消費) = -200kcal/日
となり、毎日200kcalのマイナスが生まれます。

脂肪1kgを燃焼させるのに必要なカロリーは約7,200kcalなので、
7,200kcal ÷ 200kcal/日 = 36日
となり、単純計算で約1ヶ月強で1kgの脂肪が減少することになります。

もし、これに軽いウォーキング(週3回、1回200kcal消費)などを加えれば、減量ペースはさらに加速します。リベルサスで食欲がコントロールしやすくなった状態で、少しの運動を取り入れるだけで、1ヶ月で2〜3kgの減量も現実的な目標となるのです。

メディカルダイエットのメリット

メディカルダイエットが多くの人に選ばれるのには、明確な理由があります。ここでは主な3つのメリットをご紹介します。

過度な食事制限や激しい運動が不要

ダイエットの最大の敵は「我慢」と「辛さ」です。メディカルダイエットでは、薬の力で自然と食欲が抑えられたり、食べたものの吸収が抑制されたりするため、無理な食事制限をする必要がありません。「お腹が空いてイライラする」「食べたいものを我慢するのが辛い」といったストレスから解放され、精神的に楽にダイエットを続けることができます。また、激しい運動も必須ではないため、運動が苦手な方や時間がない方でも取り組むことが可能です。

科学的根拠に基づいた高い痩身効果

メディカルダイエットで用いられる医薬品や医療機器は、すべて臨床試験によってその有効性と安全性が確認されたものです。作用機序が科学的に解明されているため、自己流のダイエットのように「効果があるか分からない」という不安がありません。体のメカニズムに直接働きかけることで、効率的かつ確実に痩身効果が期待できるのが大きな強みです。

医師のサポートによる安全かつ効率的な進行

ダイエット中は体調の変化や停滞期など、様々な不安がつきものです。メディカルダイエットでは、常に医師や専門家があなたの健康状態をチェックし、適切なアドバイスをくれます。副作用が出た場合の対処や、より効果を高めるための生活習慣の指導など、専門的なサポートを受けられるため、安心してダイエットに集中できます。一人で悩むことなく、二人三脚でゴールを目指せる心強さは、成功率を大きく高めてくれるでしょう。

メディカルダイエットのデメリットについて

多くのメリットがある一方で、メディカルダイエットには注意すべき点も存在します。事前にデメリットやリスクを正しく理解しておくことが、失敗を避けるために不可欠です。

メディカルダイエットのデメリット

副作用(吐き気・便秘など)のリスク

医薬品を使用する以上、副作用のリスクはゼロではありません。特にGLP-1受容体作動薬では、吐き気、便秘、下痢、胃のむかつきといった消化器系の副作用が報告されています。多くの場合、これらは治療開始後の数週間で体が慣れるにつれて軽快する一過性のものですが、症状が強く出る場合もあります。必ず医師の指導のもと、低用量から開始し、慎重に体調を観察することが重要です。

自由診療のため費用が高額になる可能性

メディカルダイエットは、一部の例外を除き、病気の治療ではないため健康保険が適用されない「自由診療」となります。そのため、治療費は全額自己負担となり、一般的なダイエットに比べて費用が高額になる傾向があります。治療法や期間によっては数十万円単位の費用がかかることもあるため、事前に総額がいくらになるのか、クリニックにしっかりと確認することが大切です。

治療中止後のリバウンド問題

メディカルダイエットは非常に効果的ですが、薬や治療に頼りきってしまうと、治療を中止した後にリバウンドしてしまう可能性があります。薬で抑えられていた食欲が元に戻り、治療前と同じ食生活を続ければ、体重も元に戻ってしまいます。治療期間中に、薬のサポートを受けながら食事量や食生活を見直し、健康的な生活習慣を身につけることが、リバウンドを防ぐための最も重要な鍵となります。

メディカルダイエットに関するよくある質問

保険は適用されますか?

原則として、美容目的のメディカルダイエットは自由診療となり、健康保険は適用されません。ただし、BMIが35以上で、高血圧や糖尿病などの健康障害を合併している「高度肥満症」と医師に診断された場合に限り、サノレックスなどの一部の治療に保険が適用されるケースがあります。

どの治療法が一番効果がありますか?

「これが一番」という絶対的な治療法はなく、その人の体質や目標、ライフスタイルによって最適な方法は異なります。例えば、とにかく食欲を抑えたいならGLP-1、脂っこい食事が好きならゼニカル、部分痩せしたいなら脂肪溶解注射や医療機器、というように、目的に応じて選択することが重要です。医師とのカウンセリングで、自分に最も合った治療法を見つけることが成功への近道です。

治療をやめたら必ずリバウンドしますか?

必ずリバウンドするわけではありませんが、そのリスクはあります。リバウンドを防ぐ最も重要なポイントは、治療期間中に太りにくい生活習慣を身につけることです。薬のサポートがあるうちに、少ない食事量に慣れたり、バランスの良い食事を心がけたり、軽い運動を習慣化したりすることで、治療終了後も体型を維持することが可能になります。

副作用が起きた場合はどうすればいいですか?

自己判断で服用を中止したりせず、まずは処方を受けたクリニックに速やかに相談してください。多くの副作用は一過性ですが、症状が辛い場合は、薬の量を調整したり、副作用を和らげる薬を処方してもらえたりすることがあります。医師の指示に従うことが、安全に治療を続ける上で最も重要です。