「リベルサスを飲んでいるのに痩せない…」「食欲が全然減らない…」そんな悩みを抱えていませんか?GLP-1受容体作動薬であるリベルサスは、正しく使えば高いダイエット効果が期待できる薬です。しかし、一部では「効果がない」という声も聞かれます。痩せない原因は、飲み方や生活習慣、あるいは体質など、人によってさまざまです。この記事では、リベルサスで痩せないと感じる7つの原因と、その対処法を徹底的に解説します。効果を最大限に引き出すためのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
リベルサスで痩せない・効果がないと感じる7つの原因
リベルサスを服用しても効果を実感できない場合、主に7つの原因が考えられます。ご自身の状況と照らし合わせながら、原因を探っていきましょう。
①リベルサスの服用方法が間違っている
リベルサスは非常にデリケートな薬で、正しい服用方法を守らなければ、成分が適切に吸収されず効果が激減してしまいます。 痩せない原因として最も多いのが、この服用方法の間違いです。
空腹時(起床時)に服用していない
リベルサスの有効成分であるセマグルチドは、胃の中に食べ物や飲み物が残っていると、吸収率が大幅に低下します。必ず、1日のうちで最も空腹である「起床後すぐ」に服用してください。 前日の夕食後から何も食べていない状態が理想です。
水の量が多すぎる・少なすぎる(120mlが目安)
リベルサスを服用する際の水の量は、約120ml(コップ半分程度)が厳守です。水の量が多すぎると胃の中で薬の成分が薄まり、少なすぎると錠剤がうまく溶けず、どちらの場合も吸収効率が悪くなります。水以外の飲み物(お茶、コーヒー、ジュースなど)で服用するのは絶対にやめましょう。
服用後30分以内に飲食している
服用後すぐに食事や水分を摂ると、胃酸の分泌が促され、リベルサスの成分が分解されてしまいます。服用後、最低でも30分は絶食・絶飲を徹底してください。 効果をより高めるためには、60分~120分ほど時間を空けるのが理想的です。
他の薬と一緒に服用している
他の薬剤やサプリメントを服用している場合、リベルサスと同時に飲むのは避けてください。他の成分がリベルサスの吸収を阻害する可能性があります。他の薬を飲む場合は、リベルサス服用後30分以上経過してからにしましょう。
②リベルサスの用量が合っていない(3mg・7mg・14mg)
リベルサスには3mg、7mg、14mgの3種類の用量があります。ダイエット目的で使用する場合、通常は最も少ない3mgから開始し、体調を見ながら約1ヶ月ごとに7mg、14mgへと段階的に増量していきます。
3mgは体を薬に慣らすための用量であり、この段階で大きな体重減少効果を感じられないのは一般的です。もし7mgや14mgを長期間服用しても食欲抑制効果が感じられない場合は、用量が合っていないか、他の原因が考えられます。自己判断で用量を変更せず、必ず処方してくれた医師に相談してください。
③食生活・食事内容に問題がある
リベルサスはあくまで食欲を抑え、少量の食事で満腹感を得やすくするためのサポート役です。「薬を飲んでいるから大丈夫」と安心して、以前と同じように、あるいはそれ以上に食べてしまっていては痩せることはできません。
摂取カロリーが消費カロリーを上回っている
ダイエットの基本原則は「摂取カロリー < 消費カロリー」です。リベルサスで食欲が多少抑えられても、ハイカロリーな食事を続けていれば、消費カロリーを上回ってしまい、体重は減りません。
糖質や脂質の多い食事を続けている
ケーキやスナック菓子、揚げ物、ラーメンなど、糖質や脂質が多い食事はカロリーが高くなりがちです。リベルサスは血糖値の急上昇を抑える効果もありますが、限度があります。栄養バランスの取れた食事を心がけることが、ダイエット成功への近道です。
④運動習慣がなく基礎代謝が低い
リベルサスは食事量を減らすサポートはしてくれますが、筋肉量を増やしたり、基礎代謝を直接上げたりする効果はありません。食事制限だけで痩せようとすると、脂肪だけでなく筋肉も一緒に落ちてしまい、結果的に基礎代謝が低下し、痩せにくくリバウンドしやすい体質になってしまいます。
ウォーキングなどの軽い有酸素運動や、スクワットなどの筋力トレーニングを取り入れ、消費カロリーを増やす努力も必要です。
⑤GLP-1受容体作動薬への耐性ができている
非常に稀なケースですが、長期間GLP-1受容体作動薬を使用していると、体内で抗体が作られ、薬の効果が薄れてしまう(耐性ができる)ことがあります。もし、以前は効果があったのに、正しい使い方をしているにも関わらず急に効かなくなった場合は、この可能性も考えられます。医師に相談し、薬の種類を変更するなどの対策を検討しましょう。
⑥偽物・未承認薬を使用している
リベルサスは医師の処方が必要な医薬品です。しかし、インターネット上の個人輸入代行サイトなどでは、安価な未承認薬が出回っています。これらの製品は、有効成分が含まれていない偽物であったり、不純物が混入していて健康被害を引き起こす危険性があったりします。
「痩せない」どころか、深刻な副作用のリスクもあるため、必ず信頼できる医療機関で処方してもらいましょう。
⑦そもそもリベルサスが効かない体質である
医薬品には個人差があり、すべての人に同じ効果が現れるわけではありません。遺伝的な要因や体質により、GLP-1受容体の感受性が低く、リベルサスの効果が出にくい人も存在します。正しい方法で一定期間服用しても全く効果が見られない場合は、他のダイエット方法や別の治療薬を検討する必要があります。
リベルサスが効かない・食欲が減らない人の特徴
上記で挙げた原因を踏まえ、リベルサスの効果を実感しにくい人にはいくつかの共通した特徴があります。
もともと食事量が少ない・食が細い人
リベルサスの主な効果は「食欲抑制」と「満腹感の持続」です。そのため、もともとあまり食べない人や、間食の習慣がない人は、食事量の変化を感じにくく、効果を実感しにくい傾向があります。体重が減らない原因が、食べ過ぎではなく、代謝の低下や運動不足にある可能性が高いです。
糖質制限をすでに行っている人
リベルサスには、インスリンの分泌を促し、血糖値の急上昇を穏やかにする作用があります。すでに厳しい糖質制限を行っている人は、血糖値の変動が少ないため、リベルサスによる血糖コントロールの効果を感じにくい場合があります。
胃腸の動きに問題がある人
リベルサスは胃の動きを緩やかにすることで、食べ物の消化・吸収を遅らせ、満腹感を持続させます。しかし、もともと胃腸の働きが弱い方や、便秘がちな方は、副作用として吐き気や胃もたれが強く出てしまうことがあります。また、胃からの吸収が前提の薬なので、胃の手術歴がある方などは効果に影響が出る可能性があります。
リベルサスで痩せるための正しい使い方と効果を高めるコツ
「リベルサスで痩せない」と諦める前に、もう一度使い方を見直し、効果を高める工夫を取り入れてみましょう。
起床後すぐ、120ml以下の水で服用するルールを徹底する
これは最も重要で、基本中の基本です。アラームをセットするなどして、「朝起きたら、まずリベルサスをコップ半分の水で飲む」という習慣を徹底しましょう。このルールを守るだけで、薬の吸収率が大きく改善され、効果を実感できるケースは非常に多いです。
| 項目 | 正しい服用方法 |
|---|---|
| タイミング | 起床後すぐの完全な空腹時 |
| 飲み物 | 水のみ(お茶、コーヒー、ジュース等はNG) |
| 水の量 | 約120ml(コップ半分程度) |
| 他の薬との併用 | 30分以上空ける |
服用後30分~2時間は飲食を避ける
添付文書では「最低30分」とされていますが、可能であれば1時間、理想は2時間空けることで、有効成分の吸収を最大化できます。朝の時間は忙しいかもしれませんが、服用後に身支度や軽い運動をするなど、時間を有効に使う工夫をしてみましょう。
食事管理と運動を組み合わせる
リベルサスは魔法の薬ではありません。ダイエットを成功させるためには、生活習慣の改善が不可欠です。
PFCバランスを意識した食事を心がける
PFCバランスとは、食事による三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の摂取カロリーが、それぞれ摂取カロリー全体の何%にあたるかを示したものです。高タンパク・低脂質・中炭水化物を意識し、野菜やきのこ、海藻類などから食物繊維をしっかり摂ることで、リベルサスの効果をサポートし、健康的に痩せることができます。
筋トレや有酸素運動で消費カロリーを増やす
筋肉はカロリーを消費する最大の器官です。週2~3回の筋力トレーニングで筋肉量を維持・向上させ、基礎代謝を上げることがリバウンド防止に繋がります。さらに、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を組み合わせることで、効率的に脂肪を燃焼させることができます。
医師に相談して用量(7mg・14mg)を調整する
3mgで効果が感じられなくても、7mgや14mgに増量することで食欲抑制効果がはっきりと現れることはよくあります。1ヶ月以上服用を続けても効果がない、あるいは副作用が辛いといった場合は、自己判断せず、必ず医師に相談してください。専門的な視点から、用量の調整や、他の治療法への切り替えなどを提案してもらえます。
リベルサスの効果はいつから?【3mg・7mg・14mg】
リベルサスの効果が現れるまでの期間は、用量や個人差によって異なります。一般的な目安は以下の通りです。
リベルサス3mgの効果と期間
3mgは、体を薬に慣らすための「導入用量」です。主な目的は、吐き気などの副作用を最小限に抑えることです。この段階では、食欲抑制や体重減少の効果をはっきりと感じられないことがほとんどです。通常、4週間(約1ヶ月)服用を続けます。
リベルサス7mgの効果と期間
3mgの服用で問題がなければ、7mgに増量します。ここからが本格的な治療のスタートラインです。7mgを服用し始めると、徐々に食欲の低下や満腹感の持続を感じる人が増えてきます。 体重減少効果も、早い人では数週間で現れ始めますが、一般的には1〜2ヶ月ほど継続して様子を見ます。
リベルサス14mgの効果と期間
7mgでも効果が不十分な場合に、最大用量の14mgに増量します。14mgは最も効果が高い用量とされており、多くの方が明確な食欲抑制効果と体重減少を実感します。臨床試験では、14mgを52週間服用した結果、平均して体重が-3.7kg減少したというデータもあります(2型糖尿病患者対象)。
| 用量 | 主な目的 | 効果実感までの目安 |
|---|---|---|
| 3mg | 副作用への順応 | 効果は感じにくい(4週間継続) |
| 7mg | 維持・治療用量 | 数週間~2ヶ月 |
| 14mg | 最大効果用量 | 数週間~1ヶ月 |
※効果には個人差があります。
「リベルサス 痩せない」に関するよくある質問(Q&A)
ここでは、リベルサスの効果に関してよく寄せられる質問にお答えします。
リベルサス7mgで何キロ痩せますか?
一概に「何キロ痩せる」と断言することはできません。なぜなら、元の体重や体脂肪率、食事内容、運動量など、多くの要因によって結果は大きく異なるからです。海外の臨床試験データ(2型糖尿病患者対象)では、7mgを52週間服用したグループで平均-2.3kgの体重減少が報告されていますが、これはあくまで平均値です。生活習慣の改善を組み合わせることで、これ以上の効果を期待することも可能です。
リベルサスを飲み始めてから太ったのですがなぜですか?
リベルサスの薬理作用で直接的に太ることは考えにくいです。もし体重が増加した場合、以下の原因が考えられます。
- 副作用によるむくみ: 服用初期に、体が水分を溜め込みやすくなり、一時的に体重が増えることがあります。
- 便秘: 胃腸の動きが緩やかになる副作用で便秘になり、その分体重が増加することがあります。
- 「飲んでいるから」という安心感による食べ過ぎ: 無意識のうちに食事量や間食が増えていないか、生活を見直してみましょう。
いずれの場合も、症状が続くようであれば医師に相談してください。
リベルサスをやめたらリバウンドしますか?
リベルサスの服用をやめると、薬による食欲抑制効果はなくなります。そのため、服用中と同じ食生活を続けていれば、摂取カロリーが増え、リバウンドする可能性は非常に高いです。リベルサスは、あくまでダイエット中の食欲コントロールをサポートし、健康的な食生活を習慣づけるためのツールです。服用中に身につけた正しい食生活や運動習慣を、服用中止後も継続することがリバウンドを防ぐ鍵となります。
知恵袋の「リベルサスは痩せない」という口コミは本当ですか?
Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトで見られる「リベルサスは痩せない」という口コミは、個人の感想であり、医学的根拠に基づくものではありません。書き込んでいる人が、正しい方法で服用していなかったり、偽物を使用していたり、あるいは元々効果が出にくい体質であったりする可能性が考えられます。全ての口コミが嘘というわけではありませんが、情報を鵜呑みにせず、一つの意見として参考にする程度に留めましょう。最も信頼できる情報は、医師による診察と指導です。
リベルサスに関する内容は医師に相談
「リベルサスを正しく飲んでいるはずなのに痩せない」「副作用が心配で続けられない」など、一人で悩みを抱えていませんか?そんなときは、専門家である医師に相談するのが一番の解決策です。
最近では、自宅にいながら医師の診察を受け、薬を処方してもらえるオンライン診療が普及しています。クリニックに行く時間がない方や、対面での診療に抵抗がある方でも、気軽に専門的なアドバイスを受けることができます。
オンライン診療では、あなたの体質や生活習慣をヒアリングした上で、なぜリベルサスの効果が出ないのか、原因を一緒に探ってくれます。用量の調整はもちろん、食事や運動に関する具体的なアドバイス、あるいはあなたにもっと合った別の治療法の提案など、専門的な視点から最適な解決策を提示してくれるでしょう。自己判断で服用を続けたり、中止したりする前に、まずは一度、専門のクリニックに相談してみてください

